スマホでかっこよく撮影しよう！

スマホで気軽に、かっこよく撮影しよう！

【便利な時代になりました！】

　今時はスマホで気軽に写真が撮れて、アプリで加工してそのままサクっとSNSに投稿して皆からいいね！やコメントがもらえるようになりました。私も、普段から拙作をスマホでパシャパシャ撮ってこのサイトはもちろん、TwitterやFacebookに作品写真をアップしているのですが、いや、ほんとに便利になったなあと思います。一昔前はケータイにカメラはついてこそいましたが、画質が悪すぎるのでちゃんとした作品写真を撮りたい場合はデジカメで撮影してデータをパソコンに移して…とかなり面倒くさかったです（ケータイやデジカメすら無かった時代もあったわけですし、これでも当時は便利だな～と思っていたわけですが(^^;）。というわけで、今回はスマホで作品写真を綺麗にかっこよく撮影するためのアドバイスです。

【専門知識はなくて大丈夫！】

　SNSで他人の作品を見ていると、作品自体は決して悪くないのに、写真の撮り方が拙いせいで作品の魅力があまり伝わってこないことが多々あります。せっかく上手く作れたのに、写真が下手なせいで注目してもらえないと勿体ないですよね。基本をしっかりおさえてしまえばスマホでもそれなりの写真が撮れるわけです（当サイトの写真はほとんどが一眼レフではなく、スマホの広角レンズで撮影したものです）。では、画竜点睛を欠いてしまわないために実際にダメな写真を見ながらポイントをチェックしていきましょう！

【意外とやってしまいがち！なNG写真】

①ピントが合っていない/ブレている

スピード感を出すために敢えてピントを合わせないという場合を除き、ちゃんとピントは合わせましょう。ちなみに、1/700艦船などの精密ディティールをアップで綺麗に撮るにはスマホだと力不足なのは否めないので、こだわる場合は思い切って本格的なカメラに手を出してみても良いかもしれません。

②暗すぎる/眩しすぎる

黒に潜む兵士の写真が撮りたいのでなければ、明るい場所で撮影しましょう。とは言っても、ライトを強く当てすぎるのもダメ。ほどよい照明の下で、背景を白く（あるいは黒でもOK。雰囲気が変わります）して、自分の影がかからないように気を付けて撮影するのがコツです。ちなみに、私は画材屋で買った薄くて大きい白いスチレンボードの上にキットを置いて撮影しています。また、キット撮影用の簡易組み立て式撮影ブースも販売されていますが、ブース内に入れられる作品のサイズが限られてくるので注意が必要です。

③周りに余計な物がある

　これ、結構やっている人が多いです。製作途中の写真なら良いのですが、完成したなら作品は単体で写してあげましょう。

④被写体が小さすぎる/画面からはみ出している

一部分にフォーカスする場合は良いのですが、全体を写す場合はどこかが僅かにはみ出ているということがないように注意しましょう。ある程度空間に余裕を持って撮影して、画像加工ソフトで無駄な空間をトリミングしましょう。

⑤同じ方向からばかり撮っている

しっかりアピールしたいのであれば、1作品につき複数枚の写真を撮ることが必要です。どの角度から見ても同じに見える作品なんてありませんよね？違った角度から撮影して複数の写真を用意しておき、その作品の見せるべきポイントをちゃんと写したした写真を簡潔に投稿することが大事です（量が多すぎてもダメ）。例えばこれは極端な例ではありますが、投稿できる写真の枚数が10枚程度に限られているSNSに写真を投稿するとして、艦船模型であれば皆が見たがる艦橋や主砲、艦載機のアップの写真は必須ですし、艦橋を見せる場合、水兵目線で見上げた写真と敵機から俯瞰したような写真がそれぞれあった方が面白いですよね？逆に、何か特段面白い演出が無い限り旗竿部分やアンカーレセスのアップ写真は割愛すべきでしょう。こういった部分は全体写真や「艦首部分」「甲板」写真の中に入れてあれば充分なのです。とどのつまり、写真の枚数は多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ。適度に色々な部分を写す。ということです。

⑥加工しすぎて粗くなっている/変なエフェクトを入れてしまう

　画像編集ソフトでトリミングしたり、明るさやコントラストを調整をするのは必要ですが、あまりやりすぎると画質が粗くなってしまいますので注意しましょう。また、意味もなく変なエフェクトを入れるのは作品の魅力を奪う原因にもなります。リアルな戦場写真のようにしたいのであれば、ベランダや公園、誰もいない海岸などでの野外撮影がオススメです。その際は突風や飛んでくるカナブンなどに充分注意し、光の方向を意識して撮影しましょう。合成写真では得られない臨場感が得られますよ！

以上、スマホで撮影する際のポイント解説でした。撮影と写真加工も模型製作と一緒で経験が大事。どんどんこなしていきましょう(^^)/　　　　　こんな感じで撮れれば充分だと思います！👇